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保育所
 わが国は、少子化社会にあって家庭や子育てに夢を持ち時代を担う子供を安心して生み育てる事ができる環境の整備を基本理念とした少子化社会対策基本法や政府、地方公共団体・企業等が一体となって家庭や地域社会における子育て機能の再生を目的とした次世代育成支援対策法等を制定し、全ての子育て世帯を対象とした新たな支援事業の創設等、少子化対策が国政の重要課題となっております。
 その推進を担う保育所は、ますます重要性が認識され、地域における乳幼児の健全な育成の拠点としての活動が期待されるところであります。
 平成16年度予算編成に際し、厳しい財政状況下、公立保育所の運営費については、三位一体改革の対応として一般財源化となりましたが、民間保育所に関する国の負担については、今後とも引続き国が責任を持って行うと政府与党で合意されました。
 自民党全国保育関係議員連盟は、日本保育協会、日本保育推進連盟と密接な連携の下に、保育関係予算獲得のために最大限努力をし、所要の予算を確保することができ皆様のご期待に応えることができました。
 私どもは、これからも少子高齢化社会となる21世紀を担う子供たちの健全育成を一層推進するため、保育環境の整備に全力を尽くす所存でございますので、今後とも変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

保育所の待機児童ゼロ作戦を推進します
1 保育所の受入れ児童数の増大
 保育所の待機児童ゼロ作戦を推進するため、新エンゼルプランと合わせて保育所の受入れ児童数を約5万人増やします。
 新エンゼルプランに基づく多機能保育所等の整備に加え、待機児童数の増大を図るため保育所緊急整備として29929百万円を計上します。

2特定保育事業を拡充します
 親の就労形態の多様化に伴う保育需要に対応するため、週2,3日程度又は午前か午後のみ必要に応じて柔軟に利用できる特定保育事業の対象年齢を3歳未満から就学前まで拡大し、11100人から28800人に増やし、2552百万円を計上します。

3送迎保育ステーション試行事業を推進します。
 保育所への送迎サービスを実施するとともに、送迎バスを活用して放課後児童を夜間受入れ可能な保育所に送るなど創意工夫のある事業を20箇所補助対象に101百万円を計上します。

4駅前保育サービス提供施設等設置促進事業を拡充します。
 設置個所に関し駅から近い場所の要件を緩和し、市町村が保育サービスの供給に効果的と判断した場所に設置する場合も補助対象とし、30箇所から450箇所に増やし、900百万円を計上します。

5家庭的保育事業を充実します。
 週3〜4日又は概ね6時間利用や連携保育所を活用した一体的な事業を実施するため614百万円を計上します。


必要なときに利用できる多様な保育サービスを整備します
1 保育時間の延長に対応した受入れ体制を推進します。
・ 通常の開所時間(11時間)を超える保育を行う保育所を11500箇所から13100箇所に増やします。

2 休日保育事業を推進します。
・日曜・祝日などの休日保育を行う保育所を500箇所から750箇所に増やします。

3 乳児保育促進事業を推進します。
・2310箇所の補助数確保のため、補助対象期間を6ヶ月から3ヶ月に重点化します。

4 低年齢児保育を推進します。
・ 低年齢児(0歳〜2歳児)保育の需要の増加に伴い、受入れ枠を67.4万人から70.4万人に増やします。

在宅の乳幼児を含めた子育て支援を推進します。
1 子育て支援のための基盤整備を推進します。
・子育てサークルの支援や育児相談を行う地域子育て支援センターの整備を2700箇所から3,000箇所に増やします。

2 一時保育ニーズに対応した体制を拡充します。
・保護者が急病の場合など家庭で保育が受けられない子供たちを対象に一時的な保育を行う保育所を4500箇所から5000箇所に増やします。

3 保育所の地域活動事業を拡充します。
・保育所分園推進事業を200事業から300事業に増やします。


その他の保育サービスを充実します
1 障害児保育を推進します。
・障害児保育環境改善事業として200箇所から250箇所に拡大します。

2 地域児童健全育成施設を整備します。
・昼間保護者のいない低学年児童を受入れるため、社会福祉法人等が設置する地域児童健全育成施設に対し引続き整備費を助成します。

3 ファミリー・サポート・センター事業を総合的に展開します。
・仕事と子育ての両立支援機能の強化に向けてファミリー・サポート・センターの支部を保育所の地域子育て支援センター等に併設します。

4 乳幼児健康支援一時預かり事業を推進します。
・ 病気回復期の保育所通所児童を保育所や乳児院等の児童福祉施設等に併設した一時預かり施設、または保育士等が施設の空き部屋や自宅等を利用して育児する乳幼児健康支援一時預かり事業を実施する市町村を425から500に増やします。


園長さん、保育士さんの研修事業の充実を図ります。
 園長さんや保育士さん等の資質向上のために、国から日本保育協会に対して次のような研修事業が委託されております。皆様の積極的な参加・協力が期待されております。
 また、保育内容の充実向上のために、16年度も日本保育協会が調査研究を実施することになりましたので皆様のご協力をお願いします。そしてその結果をご活用いただければと思います。
1 保育所長研修事業(初任・中堅等保育所長研修会)
2 各地区別初任者指導保育士等(主任保育士)研修事業
3 障害児保育等特別研修事業(障害児保育担当者、乳児保育担当者等)
4 地域子育て支援センター従事職員研修事業
5 保育問題調査研究事業
6 保育情報提供事業
7 改正保育制度定着促進事業
8 新会計基準定着促進等事業

保育園舎をきれいにします
■施設整備費
 保育所の緊急整備分として、299億円計上し、整備を進めます。
 このうち、平成15年度税制改正に関連した『少子化対策の施策』として待機児童の多い市町村を中心に緊急整備を行うため、平成16年度限りの経費として150億円を計上しています。
 社会福祉施設等施設整備費の総額は、1304億円です。

■社会福祉施設整備共通改善事項

■公共工事コスト縮減の実績や建築単価の動向を総合的に勘案し、▲3.5%の補助基準単価の改定を行います。

■社会福祉施設等設備整備の社会福祉施設等施設整備への統合による国庫補助申請事務の簡素合理化を行います。


その他
■独立行政法人福祉医療機構(旧社会福祉・医療事務団)から民間社会福祉事業施設等及び民間医療関係施設等に対する貸付融資として4318億円が用意されております。

■社会福祉法人が民間老朽施設改築のため、独立行政法人福祉医療機構から貸付を受けた返済金の一部を免除する制度があります。

■『こども未来財団』が、(1)共働き家庭の育児支援事業 (2)育児や児童の健全育成支援事業について積極的に助成いたします。
16年度も民間保育所が延長保育等の特別保育を実施するための園舎の軽微な改造や必要な備品等の購入費などの助成事業(助成ヵ所数100箇所、助成金75万円)、保育所の同一敷地内に児童館を併設し小学校低学年児童への遊びの指導や保護を一体的に行う保育所併設型民間児童館助成事業(14箇所)等を助成いたします。

2003年夏 自民党総裁選挙に立候補を予定して



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